COLIBRI
ラケット120エンジンを搭載するユニットです。
ラケットエンジンは軽量で有名だが、Nirvana社はマフラーを自社製に交換するなど
改良を重ね、キャブレターセッティグも日本仕様のスペシャルチューンで高性能を
実現しての販売です。


この軽いパラモーターは、体重45kgから80kgのパイロットにお勧めです、
そして女性パイロットにも喜んでいただけるでしょう。
遠心クラッチ付き、電気スタータ、チョーク付きで始動が簡単に行えるように準備されていて、
洗練されたプロペラとチューンドマフラーによって、高性能を保証している。
コリブリは、ニルバナ社の製品で最も軽いパラモータです。


コリブリ115試乗レポート
標準装備されたトランスポートバッグからコンポジットエンジンと、アルミガードを取り出し、
コンポジットエンジンにセットする。組み上げたユニットを背負うまで3分くらいで出来た。
背負った状態で、右手でメインスイッチとスタータースイッチをONにしてチョークポンプを
数回押し、アクセルグリップ下側のセルモータースイッチを押すと簡単にエンジンは始動した。


今回使用するグライダーはNirvanaから販売されているDESIRE Sサイズでテイクオフする。
ちなみにDESIRE Sサイズは、スポーティーなPPG用グライダーだ。
私の体重は64kgでの試乗だ。


試乗するコリブリ115は最大推力52kgのユニットだが、
エンジンの吹き上がりがとてもマイルドなセッティングをされていて、
アクセルワークがとても素直で扱い易い。
離陸してすぐに、低空飛行にトライしても、安定したアクセルワークで飛行が可能だった。

エンジンの特性に慣れてきたので、フルパワーを試してみる。
軽量なので反転トルクも小さくて乗りやすく、このクラスのエンジンとしては良い上昇率だ。


水平飛行に慣れたので今度はオートクルーズを試してみる、アクセルグリップ下のレバーで
簡単にエンジン回転数を固定できる、またアクセルグリップを触るとずぐに解除できる。
すばらしい構造に驚かされた、これなら長時間フライトも楽だ。


セルモーターを試すためにエンジンカットしてのターゲットをやってみる、
着陸してすぐに再始動して離陸する。
10回トライしたが全てクイックスタートできた。
安定性に優れたパラモーターだと感心した。


Nirvana社はいつも、コンポジットフレームエンジンで簡単にブレークダウンできる
システムを販売している。
今回もワンタッチで取り付け出来るLEXX-Rハーネスが標準装備されている。

【LEXX-Rハーネス】
昨年からNirvanaに装備されているLEXX-Rハーネスは、
両脇に可変のスチール製バーが装備されハーネスの圧迫感が解消される為、
長時間のフライトにもストレスが無く、快適なフライトを可能にしている。

また、肩吊りハーネスに有りがちなランディング時のユニット重量による反り返りも解消され、
フライト時の反転トルクの軽減にも効果を発揮している。

LEXX-Rハーネスには、燃料の残量を確認出来る鏡や
エンジンの振動を吸収するエアバッグも標準装備されている。

性能表
colibri 115
colibri 125
エンジン名
Raket 120 単気筒2サイクル, 空冷
エンジン性能
13.5 hp 9000 R.P.M.
推力 (KG.)
52kg
 54kg
始動方法
電動スターター、ニッカドバッテリー、
チョークシステム付き
回転計
オプション
アルミフレーム
 4分割プロペラガード
本体ボディー
グラスファイバーコンポジットボディー
キャブレター
 WALBRO
プロペラサイズ (cm)
 115cm
125cm
搭載燃料
プラスチック P.V.C. タンク, 10 リットル
減速方法
ベルトリダクション方式
ガソリン/オイル
(CastrolTTS)混合比
無鉛ハイオクガソリン/CastrolTTS 40:1
飛行時間
約3時間 高度とパイロットの状態による
重量 (ハーネス込み)
約18 Kg.(22kg) .
約18 Kg.(22kg)
最大パイロット体重
使用するグライダーと空気密度、等により変化いたします。
  80 Kg. .
90 Kg
ハーネス
クイックバックル式、
ユニット寸法(cm)
130x130x45
140x140x45
分割寸法(cm)
90x50x45
70x70x40
90x50x45
70x70x40
トランスポートバッグ  
キャリアー付きバッグ プロペラカバー標準装備
レスキュー用
フロントコンテナシステム 標準装備





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