WARP 3
WARP3は世界選手権2025をいきなり制覇
おまけにMiniplane LRも優勝


設計と目的
Warp 3は、市場で最高の性能を求めるパイロット向けの高性能クロスカント
リー機です。

Warp 3は当初、クラシックレース向けに最適化して設計されましたが、
開発を重ねるうちに、前モデルよりも日常使用にもさらに適した性能である
ことが証明されました。
開発に注がれた多大な労力のおかげで、以下のような数々の改良を実現
しました。



速度域の大幅な拡大
(トリム速度で約6km/h低下)
効率性の向上
乱気流時の快適性の向上
ブレーキ圧の低減と操縦性の向上
ロール安定性と自動安定化の向上
テイクオフの容易化
これらの改良は、以下の要素によって実現されました。

新しい翼型
プロファイル変更の削減
アタッチメントポイントの変更
新しいアウトライン
変更されたアーク
新しいセール張力調整ソリューション
非シーティングラインと軽量ファブリックの使用
ウィングレット




ライザーにも大幅な変更が加えられました。この設計は、Snake 4で使用さ
れている幅15mmの狭いライザーに基づいています。
新型Rollercamトリマーバックルも採用され、
快適性が向上し、トリマーライザーの摩耗も軽減されています。



Warp 3は、Hadron 3クラスの翼、あるいはより高度な機体の操縦経験を持
つパイロットに推奨されます。
Warp 3は、長距離飛行を好むPPGパイロットや、飛行経済性を重視するパ
イロットのあらゆるニーズを満たします。












構造の詳細
前縁のシャークノーズ(SN)は、キャノピーのこの部分の空力特性を向上さ
せるとともに、幅広い迎え角(つまり対気速度)において高い内圧を維持し
ます。
前縁はFET(Flexi Edge Technology)の合成ロッドで補強されており、
発進時の安定性を大幅に向上させ、
高速飛行時のコラプス(潰れ)を防止します。

さらに、Leading Edge 3Dシステムは、空気力学的プロファイルをよりリアル
に再現し、揚力と空気抵抗の観点から最も重要な部分の生地のしわを軽
減します。
この設計には、最新の縫製技術を駆使した、
キャノピーの荷重分散のための効果的な方法も採用されています。

3列のサスペンションラインはライザーで接合され、トリマー、スピードコント
ローラー、パワーアタック(PA)システムなど、コンパクトながらも非常に効
率的なツールが装備されています。

当社の標準規格では、ライザーにはステアリングプーリーとマグネットを3つ
のポジションから選択できるようになっています。
これらの機能により、ステアリング操作は簡単で直感的です。
パラモーター/キャノピーの構成によっては、
かなりのトルクが発生する場合があります。
これに対処するため、Warpには自動TEAシステム(トルク効果調整装置)
が搭載されています。

このシステムは、
トルクの方向に応じてラインを適切な側に配置すると、自動的に作動しま
す。

ラインの本数が少ないため、
空気抵抗を最小限に抑えつつ、
高い強度と耐伸張性を確保するために、
慎重にラインが選定されています。

翼のサスペンションポイントに取り付けられた上層ラインは被覆なしです
が、下層には通常の被覆ラインを使用しています。

Warp 3は、ヨーロッパのポーランド工場で完全に製造されているため、
高度な製造プロセス(高度なLT(レーザー技術)切断技術などを使用)を完
全に管理しています。




WARP






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